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2014/07/20

2014 7/20 第33回柳谷観音・泰聖寺講談会

第33回柳谷観音・泰聖寺講談会~
太平洋改め旭堂南鷹改名披露&旭堂南青芸能生活10周年記念披露~

会場の13時をすこし過ぎた頃に到着。

ほんの数年前までは、この会場の半分も埋まらなかった事もありましたが
今ではもう常にほぼ満席。やっぱり講談ブームの予兆なのかもしれませんね。

 「太閤の生い立ち」旭堂 南斗
なんとかお聞きしたお話ではあるものの
最近は余裕を感じます^^
 
「わらしべ長者」旭堂 南舟
日本の伝承民話も講談になるのですね!しかも安芸の国から京都清水観音さんという明確な舞台設定までされていて
講談の奥深さを感じました。
 
 <鼎談> 旭堂南左衛門/南鷹/南青
 
南鷹さんの御一門入り!おめでとうございます。
講談を続けていく上で切磋琢磨が自己成長につながる大切な要素になるんですよね。
今後の御活躍を楽し見にしています。
また南青さんの13年目に向けての200万のお話(笑)大変だとおもいますが
ますますのご活躍を期待しています。
最後になりましたが旭堂南左衛門さん!還暦おめでとうございます!赤いちゃんちゃんこ姿が見たいものです^^
これからも御一門をぐいぐいと引っ張っていただき、上方講談だけでなく講談界全体の繁栄を目指してご活躍くださいませ。
 
 「初代淀屋」旭堂 南青
「龍馬翔る・勝海舟との出会い」 旭堂 南鷹
 
ご自身の創作講談の中でも非常にポピュラーなシーンを演じていただきました。
勝さんのイメージはすこし歴史をかじったものであればだれもが描きやすい人物像なだけに
自信家で江戸言葉を巧みに操る勝さんと、意気揚々と現れた竜馬がだんだん勝さんの
魅力に打たれていく、その流れが巧みでした。
 
※参照 歴史と人間 勝海舟
 
まさにお芝居の一シーンを見ているかのような講談でした^^
 
「赤穂義士外伝・天野屋利兵衛」 旭堂 南左衛門
7月3日より【びいなす見聞録 千島列島と神秘のフィヨルド・ロシア探求の旅】で
ペトロパブロフスク・カムチャッキーにいかれたとの事、いろんな楽しいお話を
聞かせていただきました。
 
後半、捕縛された利兵衛の取り調べからエンディングまでは
まさに押し殺したようなタメと情感たっぷりの講談。

途中の緊張したシーンの中に偶然にも鳴り響く雷の大音量があり場内はすごい緊張感に包まれました。