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2012/05/05

2012 5/5 真田祭 大石順教尼の記念館

毎年恒例の5月5日は、九度山町の真田庵にて行われる真田三代の法要です。
今年は本当に天候に恵まれ、また真田ファンの方が増えたのかたくさんの方々が参列くださいました。


私たちは朝9時すぎに九度山に到着、駐車場はすでに満杯で驚きました。

もちろん法要だけではなく、真田祭が開催されると同時に4月1日から行われていた『町家の人形めぐり』の最終日で多くの方々がまちなかMAPを片手に歩く姿がみられました。
九度山を初めて訪れた時は、まだ駐車場は役所くらいしかなくて、観光にも力が入っていない感じで、真田庵の場所さえもわかりにくかったのですが、それから年月を重ねるごとに観光化!しかもお住まいの方々の丁寧なおもてなしのその優しさが伝わるそんな町です。


定時まで喫茶アメリカンで休憩し、真田庵へ。
定時になりご導師様がお見えになり厳かに読経、そしてその厳かな雰囲気で法要が始まりました。
岡本町長さんをはじめみなさまのご挨拶、そしてご焼香がおわり、今年も無事に法要が無事終了いたしました。


法要が終わり次は旧萱野家(大石順教尼の記念館)へ参りました。
先月の4月21日に京都にて漫画の【祖母さまのお手々はだるまのお手々】が発表となった際には
大変お世話になり、その際に今日、お伺いさせていただく旨お伝えさせていただいていました。
今日は、爽やかな新緑の気候を通り越したような夏日をおもわせる中、久しぶりに九度山の町を歩き、心地よい汗を感じました。途中すれ違う地元の方々みなさんがとてもステキな表情をされているのが印象的で、案の定きっちりと道を間違えたため途中で行き方を教えてくださったお婆様もすごくステキでした。
旧萱野家にはすでに多くの観光の方がお見えになっておられ、その光景をとても嬉しく感じることができました。さて私は今回で2回目で前回行かなかった離れ座敷を案内いただきました。
鶯張の廊下を渡った奥の6畳のお部屋です。ここで大石順教尼さんがくつろがれたそうで、当事のままの和机が置いてありました。きっとここでで書や絵をしたためられたのでしょう。そしてこの和室の縁側からはステキなお庭越しに高野山山頂を拝むことができ、思いを馳せられたのでしょう。
※九度山町の紹介ページは下記となります。
http://www.town.kudoyama.wakayama.jp/dd.aspx?menuid=1398