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2011/05/17

2011 5/17 得意澹然 失意泰然

明の時代 崔後渠(さいこうきょ)さんの詩、六然訓(りくぜんくん)

日曜日の午前中に流れているラジオ番組で聞いたとってもいい言葉の覚書。

自処超然(じしょちょうせん)
人処藹然 (じんしょあいぜん)
有事斬然(ゆうじざんぜん)
無事澄然(ぶじちょうぜん)
得意澹然(とくいたんぜん)
失意泰然 (しついたんぜん)


自処超然(じしょちょうぜん)
モノに執着し、拘ると人が離れてゆく。一段高いところにたって物事を見るためには
モノにとらわれることの無いようにすること。

人処藹然 (じんしょあいぜん)
草木が伸びてゆくような、なごやかで優しい気持ちで相手に接すること

有事斬然(ゆうじざんぜん)
なにか事が起れば、いつまでも悩むことなくすみやかに処理すること。

無事澄然(ぶじちょうぜん)
事が無い時の心は済みわたっている。澄みわたっているからこそ自由な発想ができる。


得意澹然(とくいたんぜん)
得意になっているときこそ、水が流れるように静かにすごすこと。

失意泰然 (しついたんぜん)
失意のときこそ泰然と構えることで別の角度から眺めると違うことに気付く。

瞬間湯沸かし器のような私には到底無理かなー。
それでも希望を持っていたいものです^^